《 ごんぎつねの償い 》
《 ごんぎつねの償い 》
著者:ビューネイ
ごんは、また、かすけと兵十が出会った所に行って、兵十を見つけました。
「まだなのか、あいつ。遅いなぁ。」
「なぁなぁ、あれから一週間経っても神様くるのか?」
「あれは、ごんだったんだ。」
ごんは、嬉しくて喜んで、疲れて、月にあたる、辺りの静かな所で眠りました。
次の日になると、兵十は、その場から居なくなり、家へと去って行きました。
「なんだ。聞けずに眠ってしまったのか。」
そして、ごんは、兵十の家へ、まつたけ、くり、タケノコ等を、どっさりと抱え持っていきました。
「あ、ごんじゃないか。どうしたんだい?」
すると、ごんは、
「取ったくりを、一緒に食べよう。」
ごんは、くりを食べて、お腹いっぱいになって、出掛けました。
うなぎを首に巻いて、兵十に運ぶと、兵十は、大喜びで、うなぎ料理を作り、お供えをして、ごんに、お礼を言いました。
「ごん、ありがとな。」
こう言う時間は、あっという間に過ぎて、町の人や、ごんも、眠ってしまいました。
そして、毎日が早く過ぎて、兵十のお母さんも喜ぶんだな、と、ごんは思って、お魚も毎日持って行って、思いました。
兵十も、お母さんに、うなぎがお供え出来て良かったと思いました。
ふと、ごんは、いたずらをせずに、償いをする様になり、兵十だけじゃなく、色んな人に、するようになって、新聞に、償いぎつねと言う、ごんが載りました。
ごんは、色んな人に、くり等を、運びました。
それから、続くと、いたずらきつねのごんは、なくなり、償いきつねごんと言う、償いするきつねの、人から愛されるきつねになりました。
ごんは、とてもとても幸せで、兵十もごんも一人じゃなく、沢山の人の仲間となり、ごんは、とても昔の自分ではなくなり、昔の自分を忘れたのでした。
人は、ごんだと気付かないみたいに、ごんは良いきつねだと思っていました。
「もう一人じゃないぞ、もっと償いをするぞ。」
と、町の人は、幸せになれたのでした。
《 ごんぎつねの償い 了 》
【 あとがき 】
小4のビューネイの作品です。
若干、更正はしたのですが、読みづらいと思いますが、出来るだけ、原文のままの世界観を出したかったので、変な文章も、そのまま書いています。
絵本の、ごんぎつねを知ってますか?
あの続きをイメージした、オリジナル作品だそうです。
ビューネイ